楽天市場は、支払いに楽天ポイントが使えます(1P=1円)。
使う時は、下記のように注文最後の画面で「ポイント利用」を選ぶだけですが、楽天カードユーザーは要注意。
実はポイント払いはかなりの損をします。
本記事では、その具体例と損しないための使い方を解説します。楽天カードを持っている方は参考にどうぞ。
目次
なぜ損するのか?もらえるポイント数が減ります
結論から言うと、もらえるポイントが減ります。どのくらい減るのか?と言うと下記の通り。
- 楽天カードで支払うと100円につき3ポイント〜5ポイント
- 楽天ポイントで支払うと100円につき1ポイント
なぜこんなに変わるのか、解説します。
楽天市場では、楽天カードで支払うと3倍〜5倍多くポイントがもらえる
楽天市場にはSPUというプログラムがあり、一定の条件を満たすと買い物でもらえるポイント数が増えます(正式名称:楽天スーパーポイントアッププログラム)。楽天カード決済もその条件の1つ。
下記のように楽天カードで決済すると100円につき2ポイント貰え、カードの引き落としを楽天銀行にしていると、追加で100円につき1ポイント貰えます(税別)。
さらに、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)という上位カードで支払うと、追加で100円の支払いにつき2ポイントもらえるため全部で5倍。100円につき5ポイントがもらえます。
楽天ポイントで支払うと、100円につき1ポイントに低減
まとめると、下記のように差があるわけです。
- 楽天カードで支払い:100円につき3ポイント
- 楽天プレミアムカードで支払い:100円につき5ポイント
- 楽天ポイントによる支払い:100円につき1ポイント
実際に購入画面で違いを見てみましょう。
こちらは楽天市場で63,800円の商品を選んだ時の例です。
・通常の楽天カードで全額支払った場合:2,668ポイント
・楽天ポイントで全額支払った場合:870ポイント
このように減ります。楽天カードを持っている人は実質損するので要注意。
では、どのようにポイントを使えば良いのか。楽天カードユーザーにとって、お得なポイントの使い方を解説します。
楽天市場では、なるべく端数にポイントを使おう
楽天市場ではポイントを一部だけ使うことが出来ます。
これを活用し、楽天市場ではなるべく数十円単位の端数にポイントを使いましょう。1,480円の買い物であれば80円分だけポイントを使います。なぜなら、ポイント還元数を変えずにポイントが使えるからです。
楽天カードは100円につきポイントがもらえる(十円単位の端数は関係ない)
先ほど伝えたように、楽天カードは100円の支払いにつき3〜5ポイント貰えます。逆に言えば、数十円単位の端数は関係ないということ。なので、
基本は下記のように使うのがおすすめです。
ポイント利用なし:1,574ポイント
37,729円の29円にポイント使っても:1,574ポイント
細かいですが、気になる人は覚えておきましょう。
外では気にせずポイント払いを使ってOK
マックやくら寿司などの楽天ポイント加盟店は楽天ポイントで支払えます(1P=1円)。
楽天ポイント加盟店一覧
楽天市場と違い、こういった外の店は楽天カードで払おうとポイントで払おうと、還元率は同じ100円につき1ポイントです。ほとんど気にする必要はないですが…
一番お得なのは、楽天ペイ
楽天ペイに対応している店は、なるべく楽天ペイで払うのがお勧めです。なぜなら、
楽天ペイは楽天カードでチャージする度に200円につき1ポイント貯まるから。詳しくはこちらの記事で解説しているので、参考にどうぞ。
楽天モバイルで「ポイント払い」は損なの?
最後に楽天モバイルも記載しますが、結論から言うと損しません。
ご存知の通り、楽天モバイルの支払いにもポイント払いが使えますが、ポイントで払おうと楽天カードと同じく100円につき1ポイントが付与されます。
楽天カード決済がお得なのは、あくまで楽天市場です。
もちろん楽天でんき・ガスも同じです。還元率は変わらないので、遠慮なく使いましょう。詳しくは、下記の公式ページを参考にどうぞ。
楽天モバイル:楽天ポイントは付与されますか?