人が仕事・勉強に集中できる時間帯はクロノタイプで決まっている【診断法を解説】

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人が最も集中できる時間帯は、もともと遺伝で決まっていると言われています。

その遺伝タイプがこちらの4つ。

  • クマ(朝型:人口の50%)
  • ライオン(昼型:15〜20%)
  • オオカミ(夜型:15〜20%)
  • イルカ(超夜型:10%)

ロシアの睡眠研究者・マイケル・ブレウス氏が提唱するもので、「クロノタイプ」と呼びます。

人はこのどれか1つに該当し、各々に集中できる時間や必要な睡眠時間が変わってくるとのこと。

よく「起床後の3時間は、脳がスッキリしやすいゴールデンタイムだ。」と言いますが、朝型生活に切り替えても、上手くいかない人はいるはず。それはクロノタイプが原因かもしれません。

こちらは英語(後に解説)ですが、各々のベストなライフスタイルを示したものです。

クロノタイプ

Chronotypes: Discover Yours and Get the Best Sleep Ever | Tuck Sleep

このクロノタイプは自分の意志で変更できません。

重要なのは、自分のタイプを把握して、最適なライフスタイルへ上手く切り替えることかと

というわけで、このページでは各クロノタイプの…

  • 性格の特徴
  • 適切な就寝・起床時間
  • 最も集中できる時間帯
  • コーヒーを飲むべき時間帯
  • 運動をすべき時間帯

を解説します。

該当しそうなものにチェックして、自分のタイプを把握→そのタイプに適した行動をとってみましょう

1.クマ(朝型:人口の50%)の最適な行動

クマ
クマの人口は最も多く、全体の50%を占めます。仕事や勉強が最も捗る時間は午前中にくるため、学校や会社でも活動しやすいタイプ

性格は、人を助けようとする親切心が強く、開放的な一面を持ちますが、知らない場所や人に会うとやや緊張しやすい部分があります。

クマのベストな行動時間
必要な睡眠時間7時間
就寝23時
起床7時
最も集中できる時間帯10時〜14時
コーヒーを飲む時間9時半〜11時半,13時半〜15時半
運動をすべき時間午前中

2.ライオン(昼型:15〜20%)の最適な行動

ライオン
ライオンの性格は、物事にあまりクヨクヨせず、何事もポジティブにとらえるタイプ。また、 夢や理想を語らない現実主義です。

朝〜昼まで集中するので、昼寝が不得意だったりします。

ライオンのベストな行動時間
必要な睡眠時間7時間
就寝22時
起床5時半〜6時
最も集中できる時間帯8時〜12時
コーヒーを飲む時間8時〜10時,14時〜16時
運動をすべき時間17時〜

3.オオカミ(夜型:15〜20%)の最適な行動

オオカミ
オオカミは、その時の気分次第で行動する「気分屋」タイプの人。

何かを創ることに長けたクリエイティブな素質を持ち、自分がやりたいと思った感情へ素直に従いながら行動します。

オオカミのベストな行動時間
必要な睡眠時間7時間
就寝24時
起床7時半
最も集中できる時間帯17時〜24時
コーヒーを飲む時間12時〜14時
運動をすべき時間18時〜

4.イルカ(超夜型:10%)の最適な行動

イルカ
最後は最も少ないイルカです。内向的な性格を持つ一方で、何か1つの能力に長けている天才肌タイプ

そのため、神経質で完璧主義になりやすい一面もあります。

イルカのベストな行動時間
必要な睡眠時間6時間
就寝23時半
起床6時半
最も集中できる時間帯15時〜21時
コーヒーを飲む時間9時半〜11時半,13時半〜15時半
運動をすべき時間7時半

タイプによって、働き方を考える必要も

残念ながら、日本では朝から学校や会社がはじまり、夕方〜夜に帰宅するのが基本になってます。

夜型人間は、朝型の人に生活を合わせる形になるので、かなり消耗戦になりがち

何も考えずにサラリーマンになると、タイプによっては、いくら頑張った所で仕事は捗りません。自分にあったライフスタイルをよく理解して、自分にあう生き方を模索しましょう。