Apple Watch SE・Series7には、かの有名なブランド「エルメス」、そしてスポーツ・ブランドとして有名な「NIKE:ナイキ」との公式コラボモデルがあります。
初めて買う場合、何が違うの…?と思う人は多いはず。
今回は、このNIKEモデルと通常モデルの違いと各々のメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
目次
価格は、通常モデルと全く同じ
まず値段は、全く同じです。こちらは各モデルの定価ですが、SE・Series7ともに値段は変わりません。
世代 | タイプ | 画面サイズ | GPS | GPS+Cellular |
---|---|---|---|---|
Apple Watch Series3 発売:2017年9月〜 | 通常版 | 38mm | ¥22,800〜 | – |
42mm | ¥26,800〜 | – | ||
Apple Watch SE 発売:2020年9月〜 | 通常版 or NIKE | 40mm | ¥32,800〜 | ¥38,800〜 |
44mm | ¥36,800〜 | ¥42,800〜 | ||
Apple Watch Series7 発売:2021年10月〜 | 通常版 or NIKE | 41mm | ¥48,800〜 | ¥60,800〜 |
45mm | ¥52,800〜 | ¥64,800〜 | ||
Edition チタニウム | 41mm | – | ¥94,800〜 | |
45mm | – | ¥100,800〜 | ||
Hermès エルメス | 41mm | – | ¥141,800〜 | |
45mm | – | ¥147,800〜 |
基本的なスペック(性能)も全く同じ
基本的なスペック(性能)も同じです。通常モデルに出来て、NIKEモデルに出来ないことはありません。
では、NIKEモデルは何が違うのか?違いは4つあります。
1.NIKE専用の文字盤が使える
まず文字盤です。文字盤とは下記のようなもので、スマホでいう壁紙・待受画面のようなものですね。
通常モデルで使える文字盤は全て使えますが、NIKEモデルは、NIKE専用の特別バージョンも使えます。
追加されるのは全部で30種類ほどですが、ほとんどは色違い。主なデザインは下記の通りです。
この文字盤は運動に特化しており、ランニングのタイム測定や音楽・天気などが瞬時に把握できます。通常版では使えないので、スポーツに使うなら、迷わずNIKEモデルがおすすめ。
2.NIKEのスポーツ専用バンドになる
通常のApple Watchは、40種類のバンド(Apple純正)から好きなものを選べます
しかし、NIKEモデルはNIKE公式のスポーツ用バンド(11種類)から選ぶことになります。これは人によってメリットであり、唯一のデメリットでもあるでしょう。
NIKEのバンドは軽く、通気性が良いです。また、汗が染み込まないという特徴があるため、スポーツマンにとっては、とてもありがたいバンドですが、人によっては好みのデザインが見つからないこともあるはず。
通常モデルと同じように、後で他のバンドを買って自由に付け替えもできますが、もちろんお金はかかるので「運動はしないし、付け替える予定のない」という方は、無理にナイキモデルを選ぶ必要はないです。
3.Nike Run Clubアプリが始めから入っている
NIKEモデルには、Nike Run ClubというNIKE公式のアプリがはじめから入ってます。ジョギング・ランニングに特化したアプリで、iPhoneを持ってなくても下記のような項目が測定可能。
- 細かい移動距離
- 細かいタイム
- 消費カロリー
- 平均ペース
- 平均心拍数など
おはよう😃
コンビニで時計止めたらリスタートするの忘れてた😅Nike Run Club アプリで 4.65 kmを走りました。#通勤ラン pic.twitter.com/vjMdDhlYs2
— ちあぱぱ ! (@san21095) November 19, 2021
6.2km 🏃 #NikeRunClub
ほどよい運動。 pic.twitter.com/SeVIAzLuV5— mattn (@mattn_jp) November 20, 2021
今日は久しぶりに朝ランしました!🏃♂️
夜とは違って空気が気持ちいい!👍#ランニング#ジョギング#Nike_Run_Club pic.twitter.com/26xZ21cKaT
— イエショー@社会貢献に燃えるビジネスマン (@iesho_0220) November 19, 2021
ちなみに、セルラーモデルだけでなく、GPSモデルでも、問題なく使用できます。iPhoneが手元になくても、測れるので中々便利。
とはいえ、このアプリは通常モデルも後から入れられるので、大きなメリットではないです。
4.本体やバンドの裏にNIKEのロゴが入っている
後は、本体やバンドの裏に小さくNIKEのロゴが入ってます。ただし、これは言われなければ気づかないかと。
NIKEモデルだけ出来ないことはないの?
同じ価格で付加価値が付いてるなら…NIKEモデルだけ出来ないことがあるんじゃ…?と思いそうですが、ありません。
通常モデルに備わっている機能は全てNIKEモデルも使えます。やはり唯一のデメリットは、バンドの選択肢が狭くなることだけでしょう。
どっちがおすすめ?
運動につけるならNIKEモデル一択です。後からバンドも変えられるので、ほぼデメリットがありません。
一方、仕事や勉強・通勤だけに使うなら、通常モデルで十分です。NIKEモデルはバンドの選択肢が狭くなるので、気に入ったものがない方は、通常モデルを選んだ方が良いでしょう。