個人がイラストを依頼できる。おすすめのオーダーサイト5つと相場を解説します

イラストを依頼する際の相場とおすすめのサイト

「イラストを依頼したいけど、どこからお願いすればいいんだろ?相場もイマイチ分かんないし…」と悩む人は多いはず。

節約ハック
僕はこれまで複数の絵師さんにイラストをお願いしましたが、

ここでは、その実体験を踏まえて個人でイラストの依頼が出来るおすすめのサイトを5つほど解説します。

結論からいうと下記の5つを使い分ければOK。

簡単な相場も載せるので是非、参考にどうぞ。

イラストの相場を知ろう(種類別)

そもそも絵を描いてもらうのにどのくらいお金がかかるのか?

プロの呟き依頼サイトの公開データを見ると分かりますが、下記のような料金が業界の相場です。

実際に依頼サイトを見るのが1番ですが、大体このような価格で出品されていますね。

個人に依頼した時の料金目安
制作物料金目安
キャラクター
アイコン
(キャラの顔・バストアップ)
2千円〜8千円
キャラ全身
立ち絵(画)
2千円〜8千円
キャラ全身
立ち絵(カラー)

7千円〜3万円
背景込み
キャラクターデザイン
1万円〜5万円
ライトノベル表紙10万円〜
カラー口絵 1万円〜3万円
トビラ(扉) 1万円〜3万円
モノクロ挿絵1万円〜2万円
モノクロカット5千円〜
一冊あたり 15万円〜25万円
本・小説・雑誌小説カバー10万円〜
文庫表紙5万円〜10万円
週刊誌挿絵2万円〜4万円
雑誌表紙5万円〜60万円
雑誌カラー2万円〜3万円
雑誌カラーカット3千円〜3万円
雑誌モノクロ挿絵5千円〜3万円
大手出版社の文芸誌挿絵1万円〜2万円
地方新聞の挿絵5千円〜1万円
三大新聞の挿絵4万円〜
PR誌8万円〜12万円
ポスターポスター1万円〜10万円
デジタルポスター5千円〜5万円
Webページヘッダー画像5千円〜10万円
トップ画像
(メイン画像)
10万円〜30万円
バナー画像5千円〜3万円
アイコン画像3千円〜

制作物料金目安
ロゴマークのみ3万円〜20万円
両方(マーク・ロゴタイプ)6万円〜30万円
名刺表のみ7千円〜5万円
両面1.8万円〜8万円
DM・ハガキ表のみ2万円〜6万円
両面3万円〜8万円
フライヤー・チラシ

 普通紙、標準サイズ

 (B5,A4等)

表のみ2万円〜9万円
両面3万円〜12万円
ポスター

 大きいサイズ (A2,B1等)

表のみ5万円〜18万円
パンフ・カタログ

 会社案内などの冊子

ページ単位

 (1ページ辺り)

2万円〜7万円
16ページ

 (表紙込み)

30万円〜90万円
webデザインサイト制作30万円〜100万円

ポイントイラスト

 (10cm×10cmのサイズ)

モノクロ3千円〜8千円
カラー5千円〜2万円
本・小説・雑誌

 (パンフレット)

表紙10万円〜
トビラ(扉)8万円〜
広告・ポスター テーマ 10万円〜
Webサイトテーマ8万円〜
ゲームイラストなど

 イラストジャンル

モンスター系9万円〜
メカ・機械系9万円〜
背景10万円〜
ゲームイラストなど

 技法やタッチ

デフォルメ6万円〜
アニメ塗り8万円〜
厚塗り9万円〜
写実9万円〜
500円〜1,000円で受けてくれる人も
アイコンの様な小さめのイラストでは、500円〜1,000円で受けてくれる絵師さんも普通にいます。とはいえ、絵のレベル・職歴に応じて相場は上がっていくと思っておきましょう。

おすすめの依頼サイト5つ

では、おすすめのサイトを解説していきます。

1.SKIMA(イラスト特化型・オーダーサイト)

まず見るべきは、SKIMAです。登録無料でオーダーメイド式。使い勝手は、ココナラとほぼ変わりませんが、SKIMA

イラストに特化している分レベルは高く、理想のイラストレーターさんが見つかりやすいです。

下記のようなイラストを探している方は、普通におすすめです。

  1. SNSアイコン、ヘッダー
  2. Web小説の表紙、挿絵
  3. TRPGやMMORPGのマイキャラ、立ち絵
  4. プレゼント用のキャライラストや似顔絵風イラスト
  5. 痛車用のイラスト など

2.ココナラ

coconala-イラスト

デザイナーが1万人以上も活動しており、こちらも絵が一覧で見やすいです。サンプル数も多いので理想の絵師さんが見つけやすいかと。

会員登録は無料。

SNSアイコンの様な小さいイラスト(500円〜)から1枚絵(3万円)など幅広く並んでるので、とりあえず見ておくことをおすすめします。

3.スキロッツ

Skillotsこちらも登録しているイラストレーターは1万人以上。

イラストレーターのプロフィールが見やすく、これまで仕事内容や受注数・評価が見られます。料金の目安も書いてあるので、お願いしやすいですね。

カテゴリページから、的確なイラストレーターも検索できます。skillots-カテゴリ

4.タノムノ(直接取引)

タノムノ

まだイラストレーターは2,000人〜と少ないですが、会員登録の必要がなく、手数料が無料の依頼サイトです。イラストレーターと直接取引するため、相手によって支払い方法発注の流れが変わってくるので要注意。

とはいえ、プロフィールに詳しく書いてあるので、信頼できる方をしっかり選んで依頼しましょう。
イラスト制作依頼サービス「タノムノ」

5.有名絵師さんも多い、Pixivから依頼する

pixiv-イラストPixivは色んな絵師のイラストを閲覧できるコミュニティサイトですが、ここから仕事をお願いする人も多いですね。

日本中のイラストレーターさんがプロフィールを公開して、仕事を募集してます。

絵のクオリティはとても高いですが、残念ながら上記のサイトと違い、トークルームや支払いのシステムがありません。そのため、依頼の連絡はプロフィール欄のメールアドレスやTwitterのアカウントを通して行われます。

個人の仕事を請け負わない方も多いので、もしPixivの絵師から依頼したい場合は、「絵の仕事ください!」という方が集まる「お仕事掲示板!(創作求人情報交換の場)を見てみましょう。

サンプルも一緒に公開されているので、どんなイラストが描ける方なのか?すぐに分かって、依頼もしやすいです。

無料のイラストはないの?

ニコニコ-フリーアイコン
やっぱりイラストは無料が…なんて人もいるでしょう。稀に、イラストを無料で描いてくれる人っていないの?という方がいますが、結論から言っていません

絵を書くのはとても時間のかかる作業。1日や2日など平気でかかるため、余程ヒマな人か親しい友人、もしくは練習したくて仕方ない学生になるでしょう。

無料のイラストがほしい方は、アイコンならニコニコのフリーアイコンがおすすめですね。もちろん他の人と被りますが、自由に使って良いアイコンがいくつも転がっています。

また、Twitterでフリーイラストタグを見てみると、自由に使ってください!という気さくな方が結構います。

いずれにせよ、高いクオリティ・オリジナリティを求めるなら、ココナラSKIMAPixivなどから探して依頼するのがベストです。

「歌ってみた」や「マンガ動画」を始め、YouTubeの動画制作でもイラストはどんどん需要が高くなってきそうですね。

絵師さんには、こんな内容を伝えよう

伝えるべき内容は仕事によりますが、基本は下記のような情報でOK。絵師さん側がイメージしやすく、作業が捗ります。

  1. 【使用用途】(例:SNSのプロフィール用に)
  2. 【サイズ】(例:1920×1080)
  3. 【納品形式】(例:PNG形式でお願いいたします。※イラストはPNG形式が基本)
  4. 【詳細内容】(構図・時間帯・加工など)
  5. 【人物】(性別・ポーズ、髪型、髪色、服装などの見た目)
  6. 【参考資料】参考になる写真や画像・動画URLなどを送信しましょう
  7. 【希望納期】希望があれば、いつ頃までに納品してほしいか

依頼サイトの商品詳細ページをよく確認するのが基本ですね。

例えば、下記はココナラの商品詳細ページ。

この様に絵師さんは「購入にあたってのお願い」を記載されているので、必ず守るようにしましょう。
ココナラ-購入にあたってのお願い

ちなみに下記は、僕が実際にココナラで購入した際のやりとりになります。参考程度にどうぞ。
coconalaでイラストを注文してみたcoconalaでイラストを注文してみたcoconalaでイラストを注文してみた

簡単な依頼の流れとテンプレート

節約ハック
依頼の流れは、基本的に下記のようになるので覚えておきましょう。
サイト内での依頼の流れ
  1. まず絵師さんのプロフィールから、イラストの相談メッセージを送ります
  2. 条件が合えば購入→より具体的な依頼内容を伝えます
  3. イメージのラフ画(下書き)が届くのを待ちます
  4. ラフ画を確認→大きな修正点があれば、ここで要望を伝えましょう
  5. イラストが完成
  6. 特に修正点がなければクローズで終了

ココナラでは、出店者のプロフィール上に購入ボタンと見積もり・相談ボタンが用意されています。
ココナラ-見積もり-相談即購入するよりも、初見の方はまず「こんな感じのイラストをお願いしたいのですが、可能でしょうか?」と相談しましょう。絵師さんとのすれ違いが防げます。

また、こちらは、ココナラで用意された依頼用テンプレートです。

あくまで基本なので、これを自分なりに伝えましょう。

1. 購入前に問い合わせをする

(例)

○○をお願いしたいと考えています。お届け日に○日と書いてありますが、○月○日までに対応していただくことは可能でしょうか。
また、○○もお願いしたいと思いますが、定価の範囲内で対応していただくことは可能でしょうか?

2. 購入時の挨拶

(例)

サービスを購入しました○○です。
○○をお願いしたいと思います。大変たのしみにしておりますので、やりとり完了まで、どうぞよろしくお願いいたします。

3. 具体的な依頼をする

(例)

○○を○○していただきたいと考えています。目的としては○○に使用するためですので、○○といった条件にあうかたちでお願いします。時期は、○日までにあれば結構です。追加で必要な情報がありましたらご連絡ください。どうぞ、よろしくお願いいたします。

4. やりとりが滞った場合

(例)

○日に送信したメッセージの内容について、その後返信をいただけてないので確認のため連絡させていただきました。
○○の現在の状況をご連絡くだされば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

5. 止むを得ずキャンセルをお願いする場合

(例)

当初にお伝えしたとおり、○日までにご対応いただきたかったのですが、残念ながら納品が間に合っておりません。途中まで作業をされていたようでしたら大変恐縮ですが、当初の条件と違うためキャンセルをお願いできないでしょうか。