求人票に見られるブラック企業の特徴9つ|アットホームは危険?

ブラック企業

ブラック企業は絶対入りたくないんだけど、そもそもどこ見ればいいんだろ?見分け方が知りたい。

ブラック企業は会社のホームページを見ても、基本的に分かりません。自分の会社の弱点を自分で晒す人はいないからです。

そこで重要なのが、この3つ。ブラック企業をかなり避けることができます。

  • ブラック企業の求人ワードにある特徴を把握する
  • 面接での相手のある様子をチェックする
  • ブラック企業を極力除外した転職サイト・便利な口コミサイトを使う

本記事では、ブラック企業に多いとされる9つの特徴を解説します。もちろん全ての会社が当てはまるわけじゃありませんが、ひとつの参考にどうぞ。

口コミサイトは使おう
企業の口コミが見られるサイトは、なるべく登録しておきましょう。例えば転職会議は17万以上の企業の評価が見られます。

ブラック企業の求人ワードにみる7つの特徴を解説

求人票
まずは求人の特徴ですね。の7つは本当に要注意です。
  1. アットホームな職場
  2. 体力に自信のある人・根性のある人・素直な人を歓迎
  3. 「やりがいのある仕事」を全力アピール
  4. 「新人を積極採用!若手が中心に活躍してるよ!」アピール
  5. 給料が見込み残業込みで書いてある
  6. 福利厚生が社保完備だけ
  7. 求人が頻繁に停止・再開する

分かりやすく、理由を解説していきます。

1.「アットホームな職場」は、パワハラ横暴の可能性大

アットホームな職場
アットホームという言葉は、「まるで自分の家にいるような、くつろげる様子」を意味しますが、これは社長や管理職がそう接してくるという事。

休みの日だろうとプライベート関係なく、電話で仕事を押し付けられたり、容赦ない物言いをされる可能性が高いので要注意です。パワハラ企業の代名詞ですね。

女性が多い職場では、派閥が酷いケースもあります。

2.体力に自信のある人・根性のある人・素直な人を歓迎

体力がない人

これも本当に多い…!

分かりやすく言うと、言われたことに一切反対せず、こき使っても何の文句も言わない人が欲しいということです。

頭を使わずに根性論で生き抜こうとする会社は、労働者に甘えて管理をサボりたいだけなので、人は離れ、いずれ潰れます。「根性」というワードを見つけた瞬間にまず入らない方がいいですね。

3.「やりがいのある仕事」を全力アピール

やりがいで釣る人

これも残念なケース。

「やりがいのある仕事かどうか」は勤める社員が感じることであって、会社側が決め付けることじゃありません

日本人は真面目な人が多いので、「この仕事をすると世の中のためになりますよ!ウチはいい会社ですよ〜!」と言われると魅力に感じてしまうのです。

実際、中を見ると残業だらけの激務に安月給なケースがあるので本当に注意して下さい。やりがい搾取という奴です。

4.新人を積極採用!若手が中心に活躍してるよ!

新入社員を洗脳
若手が活躍中!なんて言われると、変な上司も少なく、若い内から仕事が安定しそう…なんて、思ってしまいそうです。

もちろんそれなら良いですが、そもそも辞める人が多くて、入れ替わりが激しいため、若い人を使い回してる可能性が高いです。

普通の会社は年齢にバランスが取れているので要チェック。

5.給料が「見込み(みなし)残業込み」で書いてある

サービス残業
求人票の給料の欄を見ると「〇〇時間分のみなし時間外手当を含む」といった記載があるはず。

これは簡単に言うと、給料に残業代も入ってるよ!という意味ですが、超えた残業時間の分は法律上、会社側がしっかり支払わなければなりません。

しかし、就業規則に小〜さくルールを書いて、この超えた分の残業代を社員に払わない会社があるのです。

完全にタダ働きになりますね。このように業界の水準に対してやたら給料が高く載せてある求人は要注意です。小細工なテクニックを使い、残業だらけで過重労働なケースが多いのです。

6.福利厚生が社保完備だけ

将来
福利厚生の欄に「社保完備です!!!」と全力アピールする会社があります。

アルバイトやパートは別ですが、正社員なら社保完備は法律上なきゃいけないものなので、あって当たり前です

これ1つしか書いておらず、堂々アピールしてたら要注意。他に書けるような福利厚生がないということです。

7.求人が頻繁に停止・再開する

使い捨てされる社員
人がどんどん辞めて、どんどん入ってる会社にありがちです。

定員に達したら募集終了します!急げ!みたいな。

「あれ、あの求人消えてる…と思ったらまた出てる…!?」ウソみたいな話ですが、マジであるので要チェック!

面接で分かるブラック企業の特徴を2つ

面接-ブラック企業
さらに、面接でよくあるブラック企業の特徴を解説しましょう。

1.面接官や上の人間がやたら高圧的

高圧的な面接官

入社して働く、ということは志望者の時間や技術を企業が買うわけですから、当然、そこに上下関係などありません。

面接ではお互いを尊重し、基本的に相手の下手に出るか、対等な関係で話しをすべきですが、なぜか偉そうに上から目線で話す人が出てきます。

これは特に、新卒者を洗脳しようとするベンチャー企業に多いです。自分が面接されると同時に、こちらも面接官をチェックしておきましょう

ちなみに、こういった会社は社員同士の仲も悪かったりします。

2.求人票の話と全然違うんだが…?

言っていた話と違う
求人票は、魅力的に魅せるために少し盛られるのが基本ですが、あまり酷いと食い違いが生まれます。

例えば、経理で志望したはずが営業に飛ばされたり、デスクワークを望んでいたはずが、接客に回されたりします。

面接であれ…?書いてあったことと全然違うやん…。なんてこと多々あったら要注意。

入社後も会社のいいように使われます

対策:ブラック企業を極力除外した転職サイト・口コミサイトを使おう

まず、新卒者なら自動で大量オファーを送るリ○ナビやマ○ナビよりも、1つずつプロフィールを見てくれるOfferBoxを使いましょう。

大量採用しようとするブラック企業が確実に減るので効率よく就活できます。