「税金が高くてやってられん。こんなん生活できないわ!」なんて苦しい思いをしている人は多いはず。
公共施設だったり、メンテナンスだったりで生活を豊かにするためとはいえね、
やりきれん!!
いやいや、知らないの?日本はそこまで税金高くないよ?という人もいるかもしれませんが。これは、ある意味正しく、ある意味間違ってると思ってます。
個人的な見解からいうと、消費税や所得税などの表立った税金は先進諸国に比べてそこまで高くありません。
じゃあ、なぜ高く感じるのか?結論から言うと、日本が儲かってないのにむしり取る側の金額が上がる一方だから。
目次
世界・消費税ランキングでは「ほぼ真ん中」
まず消費税ですが、先進諸国の中ではそーんなに高くありません。ハンガリーなんて27%なんですよ。
もうじき10%になりますが、実際のところ国民にどのくらい響くのか…?
例えば年収500万〜600万だと…平均で
- 8%→年に約8万8千円の負担
- 10%→年に14万6千円の負担
が増える感じです。ただぶっちゃけ、ここはそんなに重要じゃない。もっとごっそり持ってく税金は所得税と社会保障です。
日本の所得税も、そんなに高いわけじゃない
ご存知の通り、日本の所得税は年収が増えるに応じて税率が上がる「累進課税」を設けてます。
で、このグラフは給料に応じて払う所得税の価格を各国と比較したものですが、そんなにズバ抜けて高いわけじゃありません。
日本では年収1,000万円稼ぐと114万円の所得税が持ってかれますが、イギリスでは、236万円持ってかれるわけです。モチベーション下がるなぁ…。
税金の使い道とは〜公務員、特に国会議員に使いすぎ
で、意外と知らない税金の使い道ですが…ざっくり見るとこんな感じで使われてます。(H28年度・会計予算)
- 民間の社会保障:33%(約32兆円)
- 国の借金返済:24.4%(約24.5兆円)
- 自治体(警察・消防):(約15兆円)
- 公共設備:6.2%(約6兆円)
- 学校教育:5.5%(約5兆円)
1番の問題は、民間企業が儲かってない。働く人の年収が年々落ちてるのに税金は変わらず、むしろ上がり続けてること。
そして給料が変わらない人々がいること。そう、公務員です。特に凄まじいのが国会議員で年間1人あたり1億円ほどのコストがかかってるのが現実なのです。
ちなみに衆議院・参議院合わせて約700人ほどいるわけですが、世界的に見てもこの公務員優遇は異常レベルだったり…。
民間は儲かってないんだね。あ、でも公務員はもらうよ!
国民が儲かってないなら、公務員の給料も抑えるべき。普通ならそうでしょう。でも日本は違います。
主要先進国の民間サラリーマンと比べた公務員の給与率は世界で1位です。
- 1位:日本(民間給与の2.3倍)
- 2位:イタリア(1.5倍)
- 3位:カナダ(1.4倍)
- 4位:アメリカ(1.3倍)
- 5位:ドイツ(1.2倍)
ほんと、賢く立ち回らないと駆逐される世界ですね…
税金の種類を把握して節税せよ!
我々がすべきは節税と無理のない投資です。それにはまずは、ざっくりとした税金の種類を一覧で把握しときましょう。
多すぎる…何、入浴税ってw おかしいだろ!
入湯税(にゅうとうぜい)とは、鉱泉浴場が所在する市町村が、鉱泉浴場における入湯に対し、入湯客に課す目的税たる地方税である。