こういった疑問をもつ人は多いはず。
仕事選びは、人生で最も力を入れるべきポイントです。なぜなら人生の7割は仕事で出来ているから。これに手を抜いて適当に就職したりすると、あっという間に人生を消耗して終わりますよ。
僕は、ITベンチャーへ入社して1年で起業しましたが…正直もっとこう考えるべきだったなぁ、ということがめっちゃあります。なので、これから就職・転職する人は、以下のことをよく肝に命じてください。
まず、ほとんどの人は、給料・労働時間・やりがいの3つを重視します。確かにこれらも大事ですが…結果を出している人は、それ以前にあることを考えます。
というわけで、今回は「就活生がどうやって仕事を決めているのか?」という情報と、
多くの人が見逃しがちな仕事選びで最も重要なポイントを解説します。
目次
ほとんどの人は、「お金」→「やりがい」→「労働時間」で決めている
はじめに、就活生たちの優先順位はどうなってるのか?これはdodaが648名の若手ビジネスマンにとった「仕事で重視する割合」を聞いたアンケートですが…
最下部にある全体の結果を見ると…
2位:やりがい・仕事内容(31.9%)
3位:労働時間(19.0%)
という感じですね。
つまり、ほとんどの人が年収と福利厚生を優先しているわけです。
金融やメディカル系は、明らかにお金を優先する人が多いことが分かりますね。
当然です。お金は大事です。
ただ、この中であればやりがい。つまり仕事内容を最重要視すべきだと思っています。なぜか?
おじさん、おばさんになった時に「お金だけある人」にならないために
先ほども言ったようにお金は大事です。ただ、実体験からもジワジワと感じ始めていますが、お金の効果には限界があります。
それ以上に重要視すべきなのは…
- やりがいのある仕事
- 自分が自由に使える時間
- 充実した人間関係
この3つです。この3つが得られる働き方を目指して仕事を選ぶことをおススメします。
その理由の1つが、「お金の限界効用」です。
ヒトは平均的に年収800万円以上稼ぐようになると、1000万稼ごうが、3000万稼ごうが、お金による幸せ度は変わらないのです。いやいや嘘でしょ…と思うかもしれませんが、これは割とマジです。
例えば、お金のために働きまくって年収1,000万稼ぐにようになったとしましょう。1,000万稼ぐようになったら普通に生きていくことはできます。
家族も養っていけるでしょう。ただ仕事のモチベーションはどんどん下がります。この理由はシンプルで「お金のために仕事をしていた」から。役職が上がって責任は増え、就業時間は伸びる一方。自分の時間は取れず、ただお金を稼ぐためだけに仕事へ行く毎日のお出迎えです。
一方、誰かの役に立つ。感謝されることを仕事のモチベーションにつなげている人は一生モチベーションが高いままです。歳やスキルが上がると共に助けられる人が増えて幸福度は永遠に上がり続けます。
じゃあやりがいのある仕事なら何でもいいのか、というとそうじゃありません。
給料が良くて、やりがいがあっても「自分ができないこと」をやってはいけない
これは「今でしょ!」で有名な林先生が仕事を考える上で大切にしている「軸」の話でもありますが、仕事は「出来る・もしくは出来る見込みのあるもの」から選びましょう。
「多分得意じゃないけど、稼げそうだからやりたい!やりがいありそう!」というのは、普通にマズイです。
林先生が高学歴ニートに授業するという企画をテレビで見てめちゃ納得。
仕事を選ぶ「軸」の話。
①できる、かつやりたい
②やりたくないけどできる
③できないしやりたくもない
④やりたいけどできない実は結果を出してる人って②も多い。
なぜなら
やりたい…自分目線
できる…第三者目線
だから。 pic.twitter.com/YNOkUmocBe
1番のできる、かつやりたいがベスト。まずはこれを探します。それがダメなら2番です。2番を例で言うと、先ほどの金融関係に勤めてお金のために働いている人ですね。
お金を最重要視してる人は、別にやりたくないけど、お金を稼ぐためならできるからやってるわけです。
ただ「できる=だんだん楽しくなってくる」という式があるので、2番もアリ。
一方で3・4番はキツイ戦いになります。できないことをいくら続けても人は面白くありません。するとやりたい!という気持ちも無くなります。
さらにお金も大してもらえない、という最悪の末路が待ってます。
というわけで、給料とかやりがい以前に「できる」ものから選ぶ。それを自覚するのは、もの凄い大切なことなのです。
この7項目に自分の基準を設けよう
ここまで「できること」の中から「やりがい・仕事内容」を優先して仕事を選ぶべき。ということを伝えました。
これに加えて考えるべきなのが、下記の7項目です。個人的に優先すべき順番で羅列しました。
自分のボーダーとなる数値を入れて、就職・転職・起業することをススメます。
- 業界(安定・拡大する業界か?)
- 休日日数(週2日以上あるか、家族との時間がとれるか)
- 勤務地(遠すぎないか)
- 勤務時間(1日8時間を守っているか)
- 残業時間(嘘をついていないか)
- 年収(先輩社員は生きてるか?)
- 福利厚生(ボーナスは普通にあるか)
経験上、会社のHPに真実は書かれていない、と思った方がいいです。学生の人は一部の人しか出来ていませんが、TwitterやFacebook、InstagramといったSNSで口コミ検索をするのがおすすめです。
必ずカイシャの評判辺りは、使っておきましょう。
本当の評価が見られます。実際、風邪をひいても休ませない様な会社もある世の中です。
また今の時代、会社の規模はあまり気にしなくていいと思っています。大企業は、少数精鋭に比べて方向転換が利きにくいデメリットもありますし。