iPhoneやiPadでテレビが見たい。
Androidは一部の機種で見られますが、残念ながらiPhone・iPadには地デジの電波を受けとる「TVチューナー」が内蔵されておらず、初期状態では見られません(全シリーズ共通)。
iPhone・iPadでテレビを見るには、下記のいずれかが必須になります。
各々のメリットやデメリットを解説した上で、実際の視聴方法まで詳しく解説するので是非、参考にしてください。
目次
1.iPhone・iPad専用の小型TVチューナーを付けて見る
こんな感じで、Lightning端子に指すだけでOK。
最大のメリットは、ネット配信と違い、スマホのデータ容量を使わない所。普通のテレビと同じようにNHK・フジテレビ・日テレなどの放送がリアルタイムで見られます。
iPadでも使え、番組表や録画も可能。
そこまで色んな種類はなく、2021年でおすすめのチューナーは、ピクセラ社のXit(サイト)シリーズです。
国産で高画質・高音質・遅延なしと大満足。
使い方は、こちらが分かりやすいかと。
よほど電波が通りにくい場所でなければ、外でも使えます(地下鉄・分厚い鉄筋コンクリートの壁などは要注意)。
チューナーをつけたら、専用アプリで見れます。
小型チューナーを使うメリットは4つある
小型TVチューナーを使うメリットは、主に下記の4つです。
- ネット配信と違い、スマホのデータ通信量(GB)を使わない。
- 番組表が使える。
- 実際のテレビと同じチャンネルが見られる(ネット配信は一部のみ)
- 録画して何度も見返せる。
2.テレビ番組を配信している動画サービスで見る
今はネット配信でもテレビが見られます。TVer(ティーバー)やHulu(フールー)などの名前は、少し聞いたことがあるはず。
ただし、のようなデメリットもあるので、しっかり把握した上で使いましょう。
通常のテレビと違う点(4つのデメリット)
普通のテレビと違うのは、の4つです。
スマホのデータ通信量がかかる(GB)
あくまでネットの動画なので普通にかかります。YouTubeを見るのと同じですね。
無料アプリでは、好きな番組が見られない可能性が高い。
有料サービスは別ですが、無料のアプリで見られる番組は一部のみです(詳細は後述)。
見逃し配信は、最新の放送分しか見られない(一部を除く)
無料のテレビアプリは、実際に放送されているテレビと同じ時間に見れますが「見逃し配信」といって過去の放送分も見られます。しかし、そのほとんどは最新の放送分のみ。
例えばドラマの3話を見逃したから見たい!という時、その番組が見られるのは、次の4話が放送される直前までで、その後は消されてしまいます。
とはいえ、有料サービスは別。例えばHuluは1年前の放送分が見れたりします。
NHKが見られない(ニュース・朝ドラ・スポーツなど)
見られません。配信されるのは民放番組だけです。NHKは、小型チューナーでのみ見られます。
おすすめのテレビ配信アプリ3種
ネットでテレビを見るなら、この3つを使い分ければ良いかと。
1.TVer(ティーバー)
テレビで放送されるドラマ・バラエティなど350以上の番組が無料で見られます。会員登録の必要がなく、同時配信だけでなく、過去の配信も見られるのが良い所。
ただし、過去の配信は順次削除され、見られるのはこちらの局のみなので要注意。
ドラマの見逃し配信で使う人が多いですが、バラエティも豊富で「マツコの知らない世界」や「有吉の壁」・「水曜日のダウンタウン」など、色々と見放題なので要チェック。
Hulu(フールー)
月額1,026円(税込)の有料ですが、TVerと違い、過去の放送を大量に見れるのがHuluです。テレビ番組だけでなく、海外ドラマや有名なアニメの全話・映画シリーズなど7万本以上の動画が見放題。
あの電波少年やガキ使なども見られます。初めて見る人は2週間の無料体験期間があるので活用しましょう。
Paravi(パラビ)
国内ドラマとWowowに特化しているのがParaviです。他サービスで「あのドラマないじゃん…」と思ったら使ってみましょう。見つかる可能性が高いです。
ただし、基本的なサービスはHuluに似ており、有料です。2週間の無料体験の後、月額1,017円(税込)。なので、無料のTVerを試してから、あー物足りない…という人だけ試してみましょう。