通常のスイッチと携帯専用のライト、どちらが良いのか…悩む人は多いはず。
結論から言うと、いくつかの機能を削り、安くなっているのがライトです。
本記事では購入者が後悔しないよう、2つの違いを解説します。
目次
価格の違い|ライトは約1万円安い
定価は下記の通りです。ライトは11,000円安いです。
種類 | 通常版 | ライト |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
価格 | 32,978円(税込) | 21,978円(税込) |
選べる色の違い
色はの通りで、ライトは全部で5色。左から…
- ターコイズ
- グレー
- イエロー
- コーラル
- ブルー
というラインナップです。
一方、通常のスイッチは本体が黒で統一され、コントローラー部分がグレー、もしくはネオンブルー(左)・レッド(右)という2つの種類が基本のセット。
これに加えて、モンハンやあつ森などの人気作品とコラボしたバージョンが期間限定で登場してます。
ライトのメリット3つ
安い以外にも3つのメリットがあります。
1.とにかく軽い。

種類 | 通常版 | ライト |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
重さ | 398g | 275g |
とにかく軽いです。体感としては、スマホよりほんの少し重い程度。
布団に寝転んで遊ぶなら、間違いなくライトです。長時間遊んでも疲れません。通常のスイッチはライトの1.45倍重いので、ずっと持ちながらだと少し疲れます。
2.ポケットの中に入るほど、コンパクト。
種類 | 通常版 | ライト |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
縦サイズ | 10.2cm | 9.11cm |
横サイズ | 23.9cm | 20.8cm |
厚さ | 1.39cm | 1.39cm |
サイズは上記の通り。画面は少し小さくなりますが、持ち運ぶには丁度いいサイズ感です。
3.左のコントローラーが十字キーになってる。

通常のスイッチは、コントローラーを2つに分ける「おすそ分けプレイ」の関係で左側が十字キーじゃありませんが、ライトは十字キーです。
この方が斜めの入力がしやすく、馴染みやすい人は多いかと思います。
ライトが出来ない9つのこと
では、ライトが何ができないのか?
使う人によっては大きなデメリットになるので、事前に把握しておきましょう。
1.テレビに繋いで遊べない


大画面で遊べるわけですが、ライトはこれが出来ません。
購入時にはドックも付かず、後からドックだけ買っても不可能。テレビで遊びたい人は通常版の基本セット、もしくは最近登場した有機ELモデルを選びましょう。
2.テーブルに置いて遊べない。


動きの激しいスポーツ・シューティングゲームなどは、この方が遊びやすい事もあります。ライトは初期でこれができません。

3.コントローラーを「おすそ分け」できない。
また2台あれば、スマッシュブラザーズやマリオカートなどを4人で遊べたりします。これを俗に「おすそ分けプレイ」と呼びますが、ライトはできません。
通常のスイッチと同じように、ゲームには参加できますが、コントローラーは分けられないです。
4.ジョイコンのカスタマイズができない。
通常のスイッチはジョイコンを好きな色に買い替えたり、プレステのようなグリップ型に替えられます。
ライトはジョイコンが外れないので出来ません。
とはいえ、ライトにも専用のカバーはあります。ジョイコンほど種類はないですが、全体のカスタマイズは可能。自分好みに変えることもできます。
5.背面のスタンドがない。

先ほども伝えましたが、ライトには上のようなスタンドがありません。

ゲーム以外にも、YouTubeやニコニコ動画などのアプリが使えるため、スタンドがないと不便に感じる場面はあるでしょう。
6.ライト単体では、一部のゲームで遊べない
一部のゲームで遊べません。例えばコントローラーをリングコンに装着して遊ぶ「リングフィットアドベンチャー」
運動不足が解消できる!と大人気のゲームですが、ライトだけでは遊べません。
下記のジョイコンを別途購入し、登録すればプレイできますが、
ライト単体では、体を動かす系のゲームが出来ないと思っておきましょう。
また、通常のスイッチには、ライトに付いていない「内蔵モーションセンサー」と「モーションIRカメラ」という赤外線センサーが付いてます。これがあると…
例えば、ゼルダの伝説・スカイウォードなどで、ジョイコンが剣と盾になり、体感的に攻略できます。
【お好みのプレイスタイルで】
「Joy-Con 2本持ち」なら、両手のJoy-Conが剣と盾に対応し、リンクと一体になって冒険できます。
また「ボタン操作」にも対応していて、Nintendo Switch Liteや携帯モードでもプレイ可能です。#SkywardSwordHD pic.twitter.com/2pEZqEmoIq— ゼルダの伝説 (@ZeldaOfficialJP) May 25, 2021
ライトはこういう遊び方が出来ません。他にも太鼓の達人やマリオテニスなど、直感的に操作できるゲームは多いので要注意。

ただし、別にジョイコンの充電器も買う必要があり、下記のデメリットもあるので要注意。
7.画面がやや小さい(ごく一部のゲームに影響)

ライトは本体サイズだけでなく、画面も小さくなります。
ライト:5.5インチ
普通のゲームなら十分ですが、ごく一部のゲームは少しやり辛くなるので要注意。
例えば、「世界のアソビ大全」は皆で1つの画面を使うため、窮屈になる可能性があります。
また、スタンドに置いてテーブルモードで遊ぶ時も、画面が小さいので離れると見にくくなります。

持ちながら1人で遊ぶには丁度良い画面サイズなので、そこは問題ありません。
8.振動機能が付いてない。
通常のスイッチには、コントローラーに「HD振動」という細かい振動機能がついてます。
ゲームのシーンに合わせてコントローラーがリアルに揺れるわけですが、ライトには付いてません。
のように、特殊な振動が味わえるゲームもあるため、体験したい方は要注意。
逆にいらない方はライトで十分です。
9.バッテリーの持ち時間が少し短い
バッテリーの持ち時間は、公式から下記のように目安が公開されてます。
種類 | 持ち時間の目安 |
---|---|
![]() (最新モデル) | 約4.5時間~9.0時間 |
![]() | 約3.0時間~7.0時間 |
ゲームによって消耗速度は変わりますが、ライトは1.5時間〜2時間ほど短いと思っておきましょう。
外出先で足りない人は、充電器を持ち歩いたり、モバイルバッテリーでカバーすることになります。
両者のスペック・違いまとめ
2つの違いをまとめました。
ちなみに、バッテリー以外の基本的な性能は一緒です。(内蔵ストレージ容量・OS・画面解像度など)
種類 | 通常版 | ライト |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
価格 | 32,978円(税込) | 21,978円(税込) |
重量 | 398g | 275g |
画面サイズ | 6.2インチ | 5.5インチ |
TVモード | ◯ | × |
テーブルモード | ◯ | × |
携帯モード | ◯ | ◯ |
HD振動 | ◯ | × |
モーションIRカメラ | ◯ | × |
対応ソフト | 全て可能 | 一部不可 |
バッテリー稼働時間 | 約4.5時間~9.0時間 | 約3.0時間~7.0時間 |
内蔵ストレージ容量 | 32GB(外部はmicroSDに対応) | |
画面解像度 | 1280×720ピクセル | |
OS | Nintendo Switch System Software |
通常のスイッチがおすすめな人(特徴)
こんな人は、通常のNintendo Switchがおすすめです。
- テレビの画面で遊びたい。
- テーブルに置いて遊びたい。
- 1台のスイッチで家族や友人と一緒に遊びたい。
- 手に持ってる時も、なるべく大きな画面で遊びたい。
- 体を動かすゲームもやってみたい。
- コントローラーのカスタマイズに興味がある。
- モバイルバッテリーは持ってないし、持ち歩きたくない。
- 1万円高くてもあまり気にならない。
ライトがおすすめな人(特徴)
逆にこんな人はライトで十分かと。
- ベッドの上でのんびり遊ぶことが多そう。
- 体を動かすゲームには興味ない。
- 外に持ち運ぶことがよくありそう。
- 1人プレイが中心。
- テレビがない、もしくは遊ばない。
こちらの記事では、スイッチをなるべく安く買う方法を解説しているので、参考にどうぞ。
ソフトを安く買うなら、こちらが参考になると思います。